お中元・お歳暮とは?

2020-07-02

お中元は、お世話になった人に日頃の感謝を込めて贈る夏のご挨拶です。
中元とはもともとは道教の習俗の1つで、旧暦7月15日のことです。
この日に行われていた祭りに仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が混ざり祖先の霊を供養する日とされるようになり、江戸時代以降は盆の礼として親類やお世話になった人に贈り物をする習慣へと発展して、現在のような形になりました。

お歳暮は、日頃お世話になっている方々に対した1年の締めくくりにお礼の気持ちとして贈るものです。
その起源は江戸時代までさかのぼり、毎年2回の盆と暮れの時期に、長屋の大家さんや取引先に対し「日頃お世話になっています。これからもよろしくお願いします」という意味を込めて、店子や商人が贈り物を持参したのが始まりの1つといわれています。
それが商習慣と結びつき、現在のような形になったといいます。

 
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